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日本で自転車に乗る 必要なことや楽しみなど

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日本では自転車に乗っている人がたくさんいます。
この記事では、

  • 自転車に乗るときの基本的な交通ルール
  • 自転車を買ってからするべきこと
  • 自転車で楽しめる日本の観光

について紹介します。

自転車の交通ルール

ヘルメットを着用する

自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶりましょう。
ヘルメットをかぶることは、「努力義務」なので、必ずしもかぶる必要はありません。
しかし、頭を守るためにかぶった方が良いです。
事故にあったときに、ヘルメットが無い場合は亡くなってしまう可能性が、ヘルメットがあったときと比べて2.4倍も高くなります。

自転車乗車中に事故に遭ったとき、ヘルメットを着用しない場合は、着用した場合と比べて致死率が約2.4倍高くなります。
静岡県の警察本部のWebサイトからの引用

自転車のライトを点ける

夜や夕方に自転車に乗るときは、ライトを点けましょう。自分が暗い中でも道や人を見えるようにするだけでなく、他の車や歩行者に自分の存在を知らせるためです。
 
さらに、自転車や衣服に「反射材」をつけると、他の人から夜間でも見えやすくなります。これも安全のために大切です。

歩道を走らない

歩道は歩いている人のための道なので、自転車は基本的に車道を走ります。
車道のとなりに「自転車専用レーン」がある道もあります。

ただし、歩道を走ることが認められている場合もあります。その場合は、歩行者に注意しながらゆっくり走りましょう。

運転しながらスマホを使わない

スマホを見ながら自転車を運転することは、道路交通法で禁止されています。
違反した場合には、5万円以下の罰金が科せられることがあります。
「少しだけ・・・」と運転中にスマホを使う人もいるかもしれませんが、事故のもとなので、スマホを見ないといけないときは一度止まってからにしましょう。
 出典:政府広報オンライン

自転車を買ったらすること

自転車を購入した後には、いくつかの手続きがあります。

防犯登録をする

日本では、自転車を購入したら「防犯登録」が必要です。
防犯登録をすると、自転車が盗まれたときに警察が見つけやすくなります。
基本的には、自転車を買ったときに、そのお店で防犯登録をします。
 出典:警視庁  自転車防犯登録

自転車保険に加入する

日本では、自転車保険に加入することが推奨されています。
多くの自治体では、自転車保険の加入が義務付けられています。
保険の目的は、自転車で事故をしてしまった場合の医療費や損害賠償を払うためです。
 
自転車を購入したお店で保険の案内がある場合もありますし、インターネットで申し込むこともできます。
保険の内容や料金は保険会社によって異なるので、自分に合ったプランを選びましょう。

駐輪所を契約する

マンションやアパートに住んでいる場合、自転車を停めるために駐輪所の契約が必要なことがあります。
管理会社に確認して、駐輪所の利用方法を聞きましょう。
駐輪場を使う場合は、決められたところに停めて、鍵もかけてくださいね。

定期的にメンテナンスをする

自転車を安全に使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。
タイヤの空気圧をチェックしたり、ブレーキやチェーンの状態を確認したりしましょう。
自転車を販売しているお店で、メンテナンスを依頼することもできます。

自転車で観光もおすすめ

自転車は日常生活だけではなく、旅行のときにも便利です。
ほとんどの観光地ではレンタル自転車が利用できます。最近では、スマホで自転車を借りて、目的地で乗り捨てできるサービスも人気です。
日本には、自転車で旅をすることがメインの観光もあります。

しまなみ海道サイクリング


しまなみ海道は、広島県と愛媛県を結ぶ約70kmの海道です。広島県尾道市から瀬戸内海の島々を通って、愛媛県今治市まで行きます。

公式Webサイト:しまなみ海道サイクリング 英語の地図もあります


ビワイチ(びわ湖一周)


ビワイチは、滋賀県の琵琶湖を一周するサイクリングコースです。長いルートで約200kmです。
冬は雪が降るエリアがあるので、春・初夏・秋がおすすめです。

公式Webサイト:びわ湖一周サイクリング−ビワイチ


最後に

自転車は手軽な移動手段ですが、大きな事故を引き起こす可能性もあります。
交通ルールを守るだけではなく、定期的にメンテナンスをして、安全に乗りましょう。
 
また、旅行にも自転車は便利です。最近は自転車のレンタルサービスもたくさんあるので、旅行に行く前に調べてみるのもおすすめです。
 
日常でも旅行でも安全に気を付けてくださいね。

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