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日本の温泉を楽しむ方法

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温泉って何?

 温泉という言葉には、2つの意味があります。
 
1つは、温泉の水です。温泉は地下から出てくる水です。この水には、たくさんのミネラルや成分が入っていて、体に良いとされています。日本では、昔から温泉はリラックスしたり、体を治したりするために使われてきました。
ほとんどの温泉は温かいお湯ですが、中には原泉の状態では冷たいものもあります。
 
もう1つは、温泉を利用した入浴する施設です。
「温泉に行きたい」と話すときの”温泉”は、施設を意味しています。
温泉は、人が入って気持ちが良い温度に調節されています。

温泉の入り方

お湯の中に入る前にすること

服を脱ぐ

一般的に温泉には、男性用の浴場、女性の浴場があります。
それぞれの入り口から入ると、脱衣所(だついじょ)があります。
脱衣所で服を脱いで、裸になってから温泉に入ります。
※一部の温泉では、水着や温泉専用の服を着て入られるところもあります

髪をまとめる

髪が長い人は、髪をまとめましょう。お湯の中に、髪が入らないようにするためです。

体を洗う

温泉に入る前に、シャワーで体を洗います。汚れを落としてから、お湯の中に入りましょう。

温泉の中でのマナー

タオルをお湯の中に入れない

温泉に入るとき、ほとんどの人が薄いタオルを持っています。これは、体を洗うときや、体を拭くときに使います。
お湯の中には入れません。

静かにする

温泉はリラックスする場所です。他の人の邪魔をしないように、静かに入りましょう。

スマホやカメラ、ビデオを持ち込まない

基本的には大浴場は撮影禁止です。故障の原因にもなります。

脱衣所に入る前にからだを拭く

濡れたまま脱衣所に戻ると、脱衣所の床が濡れてしまいます。
きちんと体を拭いてから、戻りましょう。


 
「マナー」と聞くとむずかしいと思うかもしれませんが、どれも簡単なものばかりです。
わからないときは、周りの人のまねをしたり、どうすれば良いか聞いてみたりしてくださいね。

温泉の楽しみ方

温泉の種類で選ぶ

温泉は、温泉に含まれる成分によって入ったときの気持ちよさや、効果が違います。
そのため温泉が好きな人の中では、温泉の種類を調べてから温泉に行く人もいます。
 
日本温泉協会のWebサイトでは、温泉の種類について詳しい説明があります。
日本温泉協会:温泉の泉質について

施設の種類で選ぶ

多くの温泉は、ホテルや温泉の中にあります。「大浴場」と言って、広い温泉に人がそれぞれ自由に入ります。
 
もし、大浴場じゃなくプライベートな温泉に入りたい場合は、「貸し切り風呂」や「部屋風呂」がある施設がおすすめです。

「貸し切り風呂」は他のお客さんと交替して温泉を使います。使い方は施設によって違いますが、時間別に予約するところが多いです。

「部屋風呂」は部屋に温泉がついています。部屋の中にあるので、よりプライベートな空間で、リラックスして楽しめます。
 
温泉に入りたいけど、ホテルや旅館に泊まりたくない人もいると思います。
Webサイトに「日帰り温泉ができます」と書いている温泉なら、泊まらなくても温泉に入れます。
時間が決まっているので事前にWebサイトで確認しましょう。
また、ホテルや旅館がない温泉もあります。

これも温泉!?ユニークな温泉

温泉と言えば温かいお湯ですが、砂の中で体を温める「砂風呂(砂蒸し温泉」もあります。



基本的には浴衣を着たまま砂に寝転ぶので、裸になって温泉に入るのが嫌な方にもおすすめです。

鹿児島県にある指宿温泉の「砂蒸し温泉」が有名です。


最後に

日本にはたくさんの温泉があるので、温泉はとても身近なものです。
温泉に興味があるけど、入り方がわからない人は、基本的なマナーを覚えてから温泉に行くといいでしょう。
日本全国の温泉は似ているようで、成分や効能などさまざまな違いがあります。地域ごとの温泉や景色を楽しむこともおすすめです。


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