会社の飲み会。どうやって楽しめばいいですか?
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「飲み会」とは?
飲み会は、社内や部内の親睦のために開催されます。
仕事中には話す機会が少ない人とも、飲み会では気軽に話すことができます。これによって、職場での人間関係が良くなり、仕事の効率も上がると言われています。
また、仕事中に感じるプレッシャーを、飲み会のリラックスした雰囲気の中で解消する目的もあります。
「お酒を飲む」ことから、飲み会と呼ばれていますが、かならずしもお酒を飲まないといけないわけではないので、安心してください。
ジュースやお茶などのソフトドリンクやノンアルコールビールなどを楽しむことができます。
どんなときに飲み会があるの?
仕事終わりに飲みに行くだけではなく、以下のようなときに飲み会が開催されます。
歓迎会(かんげいかい)
新しいメンバーを迎えるための会です。
送別会(そうべつかい)
退職や異動するメンバーを送るための会です。
打ち上げ
プロジェクトの終了や成功を祝うための会です。
忘年会(ぼうねんかい)
年末にその1年間の苦労を忘れるために行われる会です。
12月になると、いろんなお店で忘年会が開催されるので「忘年会シーズン」と呼ばれています。
新年会(しんねんかい)
年始に新しい年を祝うための会です。1月に開催されます。
会社の文化によって雰囲気は違いますが、いずれも一緒に働く人たちとの交流を深めるための大切な機会です。
また、会社によっては飲み会ではなく、ランチの時間に開催されることもあります。
飲み会の楽しみ方
飲み会は一緒に働く人たちと親しくなるチャンス
飲み会は、一緒に働く人たちと交流する良いチャンスです。
仕事中にはなかなか話せないことを話すことができ、親しくなることができます。
ここでは、3つのコツを紹介します。
リラックスして楽しむ
飲み会では、リラックスして楽しむことが大切です。無理にお酒を飲む必要はありません。自分のペースで飲み物を楽しみ、会話を楽しみましょう。
自分を知ってもらう
飲み会は、自分を知ってもらう良い機会です。自分の趣味や好きなこと、家族のことなどを少しずつ話すことで、距離が近くなれるかもしれません。
聞き上手になる
自分を知ってもらうチャンスですが、話してばかりではなく、相手の話を聞くことも大切です。相手の話をじっくり聞いて、相手のこともよく知ることで、より良い関係を築くことができます。
食べ物や飲み物を楽しむ
カジュアルな飲み会は居酒屋で開催されることが多いです。
居酒屋では、焼き鳥、刺身、枝豆、唐揚げなど、さまざまな料理を楽しめます。
みんなで分けて食べることが多いです。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ハイボール、カクテルなどがあります。
お酒以外は「ソフトドリンク」と呼ばれていて、ジュースやノンアルコールビールやノンアルコールカクテルがあります。
知っておくと便利なこと
日本の飲み会には、いくつかの習慣があります。これらの習慣を知っておくと、飲み会がもっと楽しめるかもしれません。
目上の人への対応
日本では、上司や先輩など目上の人に対して、特別な対応をすることが一般的です。
飲み会でも、目上の人への対応があります。
1.お酒をつぐ
日本の飲み会では、目上の人へお酒をつぐことがよくあります。例えば瓶に入ったお酒を飲んでいるとき、目上の人のグラスが空いたら、お酒を注いであげます。
注ぐときは、両手を使って注ぐようにしましょう。
2.注文する
飲み会中に食べ物やお酒を注文するときは、目上の人に代わって、下の人が代わりに店員を呼んで注文するのが良いとされています。
3.支払後のお礼
日本では、飲み会によっては上司や先輩が多く支払うことがあります。
飲み会が終わった後、支払いをしてくれた人にお礼を言いましょう。
どうしたらいいかわからないときは、周りの同僚の真似をしたり、聞いたりしましょう。
座る場所
飲み会では、席の配置にも気をつけると良いでしょう。
日本には、「上座(かみざ)」と「下座(しもざ)」という習慣があります。
出入り口から遠い場所が上座で、近い場所が下座です。一般的には、目上の人から順番に上座に座ります。上の図では、1から順番に立場が上の人が座ります。
最後に
飲み会は日本の会社の文化の1つです。
仕事終わりに開催されるときもあれば、プロジェクトが終わったときや、忘年会のように季節にあわせて開催されるものもあります。
一緒に働く人たちと仕事中には話せないようなこともゆっくり話せて、親しくなれる良いチャンスですし、日本の食べ物や飲み物も楽しめます。
楽しい雰囲気になりますが、騒いだり、社外秘のことは話したりしないように気をつけましょう!