日本で安全に生活するための防犯対策
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日本は世界の中でも治安の良い国として知られています。
しかし、安心して生活するために気をつけたいポイントがいくつかあります。
この記事では、外国人が日本で安心して暮らすための防犯対策を紹介します。
日本で注意すること
スリや置き引き
日本は比較的治安が良いですが、観光地や人が多いところでは、スリや置き引きに気をつけましょう。
[対策方法]
- 貴重品は、体の近くにしっかりと持って、人に見えないようにする
- 荷物から目を離さないようにする
自転車の盗難
日本では自転車がよく使われています。盗難も多く報告されています。
盗まれた自転車のほとんどが鍵をされていないようです。しっかり鍵をしめましょう。
[対策方法]
- 駐輪するときは、必ず鍵をする
- 鍵を2重にかける
盗まれにくい鍵の種類を確認する:「自転車盗」の防犯対策 警視庁
インターネット詐欺
日本でもWebサイトやSNSを利用したインターネットを利用した詐欺がとても増えています。
[対策方法]
- 知らない人からの不審なメッセージには反応しない
- 信用できない人とインターネット上で取引をしない
- インターネット上でお金の支払いを求められたとき、あやしいと思ったらお金を払わない
日常生活で必要な防犯対策
自宅の防犯対策
家の安全を守るためにできることがいくつかあります。
- 家にいるときも、ドアと窓の鍵をしめる
- 窓のカーテンを閉めて、部屋の中が見えないようにする
- 入口にセンサーライトを設置する(近づくと光るので、侵入者がびっくりする)
- 玄関にチャイムを設置してドアが開いたときに音が鳴るようにする(音が鳴るので、侵入者がびっくりする)
外出するときに注意すること
外出するときには家を出る前に、必ずドアや窓の鍵がしっかり閉まっているかを確認しましょう。
- 人が多い場所では、スリや置き引きに気をつけてください。荷物はしっかり持って、周りをよく見て歩くようにしましょう。
- 夜に外出するときは、照明の良い明るい道を選びましょう。特に1人で出かけるときは、気を付けてください。
- 何かあったときは、大声で助けを求めるか、すぐに人の多い場所へ移動しましょう。
- 家族がいるなら、出かける予定とだいたいの帰宅時間を伝えておきましょう。
何かあったら警察に相談する
何かトラブルがあったときは、迷わず警察に連絡しましょう。
[連絡先]
事件や事故があったとき:110
今すぐに必要なときだけ、110に電話しましょう。
相談したいとき:#9110
日本語だけじゃなく、英語、中国語、韓国語などでも相談できます。
主な相談事例:身の回りのトラブル、悪質商法、犯罪被害防止など
詳細はこちら:警視庁生活安全相談センター
家の近くのどこに警察署や交番(KOBAN)があるか調べておくと、困ったときにすぐに警察へ行けますよ。
防犯対策の文化的な違い
最後に、他の国とは少し違う日本の防犯文化について紹介します。
地域で防犯活動がある
安全のために、住人同士で協力している地域がたくさんあります。
例えば、子どもたちが安全に学校へ行って帰宅できるように、朝や夕方に大人が地域内で立っていたり、巡回したりしています。
防犯カメラが普及している
日本では、たくさんの場所で防犯カメラが設置されています。
防犯意識について学校で習う
日本では、学校で子どもたちに防犯について教えます。
警察官が学校に来て、どうやって安全を守るかを説明します。
まとめ
日本は安全な国です。しかし身近なトラブルや犯罪から自分を守るために、しっかりとした対策をすることが大切です。
また、予想外のことが起こったときのために、警察への連絡方法を覚えておきましょう。
さらに、近所の人たちとあいさつをしたり仲良くしたりすることも、安全な生活を送るのに役立ちますよ。
日本での生活を安全に楽しむためにも、しっかり防犯対策をしてくださいね。