兵庫県に住む 外国人におすすめの情報
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兵庫県は大阪や京都がある関西にあります。
神戸市のような大都市もありますが、自然が豊かで、山も海も楽しめます。
有馬温泉や城崎温泉のような有名な温泉地もあります。
この記事では、兵庫県に住んでみたい外国人向けに兵庫県の特徴や外国人住民が多い街を紹介します。
兵庫県の特徴
歴史が長い国際都市 神戸
兵庫県を代表する都市は、神戸市です。
神戸市にある神戸港は1800年代に開かれました。そのため、神戸市には200年以上前から外国人が住むようになった国際都市です。
神戸市内には関西で最も大きな中華街があり、中国にルーツがある住民も多いです。
兵庫県は人口の約2%が外国人
2023年の県の調査によると、兵庫県には131,756人の外国人が住んでいます。
兵庫県の人口の2.4%にあたり、関西地方では大阪や京都の次に外国人の住民が多いです。
在留資格別では、特別永住者や永住者が最も多いです。長く日本に住んでいる人が多く、2世・3世の人も少なくないです。
次に多いのが、留学生です。兵庫県内には大学や日本語学校がたくさんあるからです。
兵庫県は県を挙げて外国人留学生を中心として就職のサポートを行っています。「外国人向け合同企業説明会」が開催されるほか、「外国人留学生相談ワンストップ窓口」などが設置されています。
兵庫県で働きたい外国人と外国人を採用したい企業の両方を県がサポートしています。
そのため、初めて日本で働く人でも、働きやすい制度が整っているでしょう。
出典:兵庫県「県内在留外国人数(2023)」「兵庫県における外国人在留者の現状と今後の展望」
製造業の求人も多い
兵庫県内にはたくさんの工業地帯があります。特に瀬戸内海沿いの尼崎・神戸・明石・姫路は大阪の工業地帯と合わせて「阪神工業地帯」と呼ばれています。
工業地帯が多いので、メーカーでの求人が多いです。技術職だけではなく、事務職や特定技能の分野の求人も多くあります。
兵庫県で住みやすいところは?
外国人の人口が多い街
外国人の人口が多い街は、市役所や病院に行ったときに母国語で相談できたり、母国の食材店があったり、外国人が住むのに便利なことが多いです。
兵庫県内で外国人の人口が多い街は以下のとおりです。(※2023年度の人数)
神戸市 |
55,421人 |
姫路市 |
13,273人 |
尼崎市 |
13,244人 |
神戸市と尼崎市は大阪へのアクセスも良い
「できるだけ外国人が住みやすい環境の地域に住みたい」といった場合は、神戸市がおすすめです。神戸市は前述したように明治時代から外国人が住み始めた歴史ある国際都市です。
また、自治体のサポート体制も整っているので、日本語があまり得意でない外国人も住みやすいでしょう。
神戸市に住みながら、大阪へ通勤する人も多いです。利用する駅によっては、約20分で行けます。
(例)神戸の中心地から大阪の中心地
JR三ノ宮駅→JR大阪駅 JR新快速で乗車時間21分
さらに尼崎市なら大阪へは7分で行けます。
(例)尼崎の中心地から大阪の中心地
JR尼崎駅→JR大阪駅 乗車時間7分
住みやすい場所を探す方法
住んでいる人に聞いてみる
兵庫県内には、丹波市のように自然豊かな都市もあれば淡路市のような島にある都市もあります。大きな県なので、住んでいる地域が違えば、住み心地も変わってきます。
より詳しい情報が欲しい場合は、実際に兵庫県に住んでいる人に話を聞いてみましょう。
気になる市町村に問い合わせてみる
日本の多くの自治体では、移住希望者や外国人向けの窓口を設けています。
英語だけでなく中国語やスペイン語などに対応しているところも多いので、まずは住みたい地域の自治体に問い合わせてみましょう。
どこでもいい!という人は社宅もおすすめ
なかには、住む場所にこだわりがない人もいるかもしれません。その場合は、社宅や寮がある会社に就職するのも良いでしょう。そうすれば、通勤も楽で生活しやすくなります。
社宅や寮は、自分で部屋を借りるより安くなる場合が多いです。生活費の節約にもおすすめです。
まとめ
兵庫県に住む場合、「神戸市じゃないと住みにくいのでは?」といった不安は不要です。
神戸市以外にも姫路市や尼崎市のような外国人の人口が多い街があります。神戸や大阪へのアクセスも良いです。
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