外国人が知るべき日本でのごみの回収ルール
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日本で生活し始める外国人にとって、ごみ回収のルールは複雑に感じるかもしれません。
この記事では、日本の基本的なごみ回収のルールや注意することを紹介します。
日本のごみの種類
日本では、家から出るごみにはこのような種類があります。
- 燃えるごみ
- 燃えないごみ
- 資源ごみ
- 粗大ごみ
ごみの出し方は、住んでいる場所の自治体によって違います。
自治体のWebサイトで確認できます。
燃えるごみ（燃やせるごみ、可燃ごみ）
燃えるごみは、食べ物や紙製品など、燃やして処理するごみです。
「燃やせるごみ」「可燃ごみ」または「普通ごみ」と呼ばれることもあります。
[例]
- 野菜のくずや食べ残し
- ティッシュペーパー
- 紙製のお皿やカップ
など
食べ物を捨てるときは、水気をよく切ってから捨てるようにしてくださいね。
燃えないごみ（不燃ごみ）
燃えないごみは、燃やして処分できない素材でできたごみです。「不燃ごみ」と呼ばれることもあります。
[例]
- ガラス製品（ガラスの食器や汚れが落ちないビンなど）
- 金属製品（スプレー缶や傘など）
- 陶磁器 （食器など）
など
燃えないごみは、資源ごみか粗大ごみとして出さないといけない場合があります。
あなたが住んでいる地域のルールを確認しましょう。
資源ごみ
資源ごみは、簡単に言うとリサイクルができるごみです。
[例]
- ペットボトル
- アルミ缶やスチール缶
- 本や雑誌
- 段ボール
など
これらは回収されて資源となり、リサイクルされます。
粗大ごみ
粗大ごみは、普通のごみとして処分できない大きなごみです。
[例]
- 家具（ソファーやベッドなど）
- 調理器具（なべやフライパン）
- 自転車
- 傘
など
粗大ごみを出すときは、事前の手続きが必要です。
- 事前に自治体のWebサイトから申し込みをする
- お金を払う（コンビニなどで金額分のシールを買う場合もあります）
- 指定の日にごみを出す
※自治体によって変わります
家電の処分方法は？
家で使う電化製品を家電と呼びます。
中でも、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、ごみとして処分をしません。
電気店に回収を依頼するか、特定の場所に持っていく必要があります。
詳しくは自治体のWebサイトで確認するか、新しいものを買うときにお店の人に聞いてみてくださいね。
出典：家電４品目の「正しい処分」早わかり！｜家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）｜経済産業省
ごみ出しのルールを守ろう
日本のごみ出しのルールは自治体によって違いますが、3つの大事な共通点があります。
曜日と時間を守る
決められた曜日と時間にごみを出しましょう。
（アパートやマンションによっては、24時間出せるごみ置き場があることもあります）
これを守ることで、ごみを出す場所がいつもきれいに保たれます。
決められた場所にごみを出す
ごみを出すときは、決められたごみ捨て場を利用します。
アパートやマンションにはごみ捨て場が用意されています。戸建ての場合は、家の前か指定された場所にもっていきましょう。
決められた場所に捨てないとごみが回収されません。
また、ごみ置き場や街が汚れて、近所の人とのトラブルになることもありますのでルールを守りましょう。
ルール通り正確にごみを分別する
正しく分別されていないごみは回収されません。
また、ごみを分別することで、処分する量を減らせる良い効果があります。
ごみ出しのルールを守らなかったら
ごみ出しのルールを守らないと、ごみは回収されません。
回収されないごみが残っていると、アパートやマンションの管理者や自治体から注意されることがあります。
まとめ
日本のごみ分別ルールは少し複雑かもしれません。
しかし、このルールを守ることで街をきれいに保つことができます。
さらに、適切にごみを出すことでリサイクルができるので、環境にも良いです。
ごみの出し方とルールは自治体によって違います。
もしごみ出しのルールがわからない場合は、自治体のWebサイトを確認しましょう。
詳しく調べる：
出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック第12章」（P121-122）
経済産業省HP 家電4品目の「正しい処分」早わかり！
